障子張替え
今回は、港北区のお客様から障子張替えのご依頼がありました。
一件分丸々だったのでその数10本以上!最近の家は障子が少ないのでこの数はかなり多いと言えます。
引き上げてきた障子を水で洗い紙をはがします。
紙をはがし骨を洗ったら、よく乾かします。
新しい紙を張って現場に納めて完成です。
最近は、生活様式の変化に伴って住宅でも和室の数が減っています。新築のマンションや建売住宅では、最初から和室が設定されていない事も珍しくありません。ですが和室につきもののこの障子実はすごいんです。
まずは材料。木、和紙、糊と全て天然素材なので体に優しくハウスシックの心配が有りません。
機能面では、閉めれば視界を遮ったり日光を防ぐのはもちろんの事、天然の間接照明にだってなります。和紙を通して入ってくる光は優しく癒しの効果が有るような気さえします。和紙は意外と保温や断熱の効果も有るので冷暖房の効率アップにもなります。特筆すべきはその調湿効果で高温多湿な日本の夏に適しています。
デメリットとしては強度的に弱く小さいお子さんやペットのいる家などでは格好のターゲットとなってしまいます。
また当然の事ながら火にも弱いです。ですが、全部入りのスマホ並みに高機能なこの障子もっと見直されても良いと思います。
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2013年11月17日 | コメント/トラックバック(0) |
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